今年度はロータリー財団100周年の祝賀年度であります。
1916‒17年度当時RI会長のアーチC.クランフのアイデアから生まれました。今年度刀根ガバナーは「世界で良いことをしよう」という財団生誕の背景から100年目の今年はその時代の変化に対応すべく個々が新たな気付きを考えるような記念の月間にしたいと考えておられます。
ポリオ撲滅活動、ロータリー平和センター、クラブのグローバル補助金プロジェクトなど世界各地の人々の生活改善に尽くしてきた財団100周年の活動を今後地元の方にもっと知ってもらうための最善の方法を模索していく必要があります。ソーシャルメディアを通じて人々にその活動を知らせ互いの知恵やその協働のもとロータリーの存在を知ってもらいロータリー財団をさらに輝かせるために100周年の祝賀を目的とした特別な催しが地区で行われます。
ロータリアンである私たちが目指すのは単にロータリアンの数を増やすことではなくロータリーによる善き活動をより多く実現させ、すべての人々の協調のもと将来にロータリーのリーダーとなれるロータリアンを増やすことです。その原点となるのは財団プログラムの遂行であることは間違いありません。
ポールハリスは晩年、ロータリー設立の経緯について振り返り次のようにつづっています。「個人の努力は個々のニーズに向けることができ、大勢の努力の結集のみ人類の奉仕すなわち平和親善に繋げることができる。その結集された努力に限界というものはない。」と…このようなロータリーに対してハリスがどんな奉仕を期待したのか私たちは想像するしかありません。「人類に奉仕するロータリー」の伝統を継承していく責務を負った私たちは奉仕という特有のものに対して己自身さらに磨きをかけていかなければなりません。 ロータリー財団と共に……
ロータリー財団委員長 服部 一則