2023-24年度
RIテーマ

2023-24年度テーマ

『躍動』~いきいき活動しよう~

2015-2016年度 活動報告 report-2015

このページを閲覧するためには、IDとパスワードが必要となります。

周りを元気にさせる〜野球部練習に参加して〜 12月12日(土) 9:00~ 於 皇子山総合運動公園第4グランド

平 和也

私たち野球部は寒さにも負けず、19時から練習を行っております。キャッチボールから始まり、ノック、バッティング、連携プレーの守備練習、メンバーが多いときには紅白戦まで行い、実に本格的です。そして大事な実力もかなりのハイレベルです。練習に参加していつも思うのですが、技術もさることながら、寺田さんをはじめ野球部員の全く年齢を感じさせない動きを拝見し、ある意味恐ろしさすら感じます。「平さん若いね!」というお言葉を頂くのですが、それは年齢が低いだけのことであり、果たして自分が10年後、20年後にメンバーの皆様のように動けているのか自信がございません。諸先輩方のようになりたいと心底思いまた、人生の一つの目標を作っていただき、野球部に本当に感謝です。我々が元気な姿を見せ、周りの人も元気にさせる、まさに「あなたの身近なところで、ほんのもう少しの、社会への奉仕」です!

「第30回 歩こう会」

安田 豊

12月6日(日)「北国街道・木之本宿を訪ねて」と題して企画されました「歩こう会」に参加しました。

JR大津駅を8時過ぎに出発し高月駅に到着、渡岸寺(向源寺)の観音堂で、「国宝 十一面観音菩薩」を拝見しました。7体ある十一面観音の国宝の一つですが、観光客が少なく、裏側に回るなどして、美しい姿をゆっくり見ることができました。

その後、「雨森集落」を歩き、「雨森芳州庵」(江戸中期朝鮮外交に活躍)に立ち寄り、お菓子とお茶をよばれました。(遠藤さんありがとうございました) 北国街道を歩き、木之本の「すし慶」さんで鯖棒すし、焼鯖すしとビールで歓談しました。「木之本地蔵院」にお参りし、木之本駅から乗り大津駅に16時半に到着、それぞれ帰路につきました。

企画、下見、当日の段取り等ご対応いただきました清水さん 大変ありがとうございました。次の企画は「春に吉野の桜」との話も出ておりました。辻川さんにはたくさん写真を撮っていただきありがとうございました。楽しい時間を過ごせていただきました。参加された皆様お疲れ様でした。

~ほんのもう少しの奉仕を~「私にできること」

伊藤 茂
30歳になった時に、何か自分にできることはないか、そう考えてトライアスロンへの挑戦と献血の協力を始めました。トライアスロンは申し込んだものの実績不足で参加できず夢が潰えました。献血は30年以上たった今も続けており97回まで来ました。成分献血ならもっと回数が増えていたのでしょうが、全血にこだわりましたので1年に3回が限度です。

60歳を超えると最低1回献血に協力しておかないと採血できません。体調不良や薬の服用、歯医者にかかっている等でも献血ができませんが、年を重ねて心配なのは、血液の比重と高血圧の問題です。おかげさまで、これまで献血に協力できなかったことはなく、中身は別にして健康な体を授けてくれた両親に感謝しています。

あと3回で目標にしていた100回に届きます。しかし、百里を行く者は九十里を半ばとす、ではありませんがこれからの積み重ねは、日常生活での自覚と節制の積み重ねになってきます。

誰が私の血液を使ってくれたのか、どんな病気だったのかは知る由もありませんが、どこかで誰かのお役にたっている、それでいいと思います。

生きているということは誰かに借りを作ることです、そして、誰かに借りを返すことでもあります。誰かに借りたら誰かに返す、ささやかでも返せる自分は幸せなのかと…。

「身近なところでの、ほんのもう少しの社会への奉仕」

井上 伸一

大津ロータリークラブに入会させていただき、ちょうど半年が過ぎました。おかげさまで多くの方と知り合うことができ、いろいろな刺激を受け良い経験をさせていただいていることに感謝しています。

さて、ロータリーにおける五大奉仕、すなわちクラブ奉仕・職業奉仕・社会奉仕・国際奉仕・青少年奉仕については、まだまだ未熟ながら少しずつ理解を進めている中ではありますが、まずはクラブ事業には極力参加することから始めようと誓っています。そして、身近なところでの、もう少しの社会への奉仕ということで、普段の活動を少し紹介させていただきます。

周りには多くの公益団体が存在し、そのいくつかに私も所属しています。その中で保育園・幼稚園での手洗教室や、小・中学校での租税教室などを実施しています。仕事の合間に時間をとり、ボランティアとしての活動ですが、これからの未来を生きていく子どもたち、未来をつくるのも子どもたち自身ですから、正しい知識を大人が伝えることは大切なことであると思います。そして何より、自分が楽しんでいます。少しだけ意識を変え、少しの時間、自分にできる範囲で、社会へ奉仕をする。そしてそれを楽しむ。そんな奉仕の実践が、平和で明るい未来に続くと信じ、これからもほんのもう少しの社会への奉仕に取り組んでいきたいと思います。

最後に、五大奉仕には入っていませんが、家庭奉仕なるものも大切かとつくづく思っています。

「疾病予防と治療」月間にちなみ 経営者の一言は社員の健康を守ります

西尾 利二

「疾病予防と治療」月間にあたり、日頃から臨床現場でいろいろな患者さんと長きにわたって接している総合診療医の立場から思っている事を述べてみたいと思います。

経営者の方はどれだけ真剣に従業員の健康維持に取り組んでおられるでしょうか。自分の病気を隠していたり、健康診断で注意されても聞き流してしまっている従業員が多く存在する事に気付いておられますか。生活習慣病と言われる「高血圧、脂質異常症(悪玉コレステロール高値、中性脂肪高値等)、糖尿病」を引き起こす元締めである肥満に対してどんな対策をとっておられるでしょうか。私の外来患者さんは診察毎に全員体重測定し、そのグラフ化したものを検査結果と共に手渡し、体重増加者には相手がうんざりする位減量の大切さを口うるさく指導しております。減量出来た方は褒めてあげます。

BMI(肥満指数)は体重(kg)÷[身長(m)×身長(m)]で算出できますが、この数値は22前後が理想ですが、25を超えて来ると生活習慣病が出易くなって来ますし、30を超えたら「肥満症」という非常に危険な領域に入ってきます。肥満傾向は周りの誰が見ても判るもので本人も隠す事は難しいです。

ここで勇気をもって「○○君、少し肥え過ぎやで。肥満は生活習慣病の親玉と言われており、会社も君に倒られたら大変やし、家族も同じやで。」と言ってあげられるのは経営者であるあなたが最適です。疾病予防のために繰り返し言ってあげてください。

こうした一言は本人には心強い支えの言葉となり、結果として社会奉仕のできる健康集団に育っていくと思います。

問題なのは肥満ではないが生活習慣病である高血圧、糖尿病、脂質異常症を持っている社員です。健康診断で明らかなのにそれを隠したがる方が居られるのです。会社にばれると仕事がなくなるのではないかと心配されるのです。会社健診結果は産業医に連絡される事が多いと思いますが、経営者の方はどれほど実態をご存知なのでしょうか。

高血圧症は塩分を厳しく制限し、肥満の改善を図る事で血圧を120/80前後まで下げると心不全、腎不全、脳卒中の発症比率は明らかに下がります。糖尿病は透析患者を増やし、失明の大きな原因になり、下肢切断の引き金にもなりますが、発症を抑えるのは遺伝的素因がある方が多いのでなかなか難しいです。しかし糖分の取り過ぎを厳につつしみ、肥満の改善の徹底を図る事で発症を抑える事が出来た方々も多くおられます。脂質異常症は血管内面をぼろぼろにして狭窄を引き起こし、心臓血管系の病気や脳梗塞を起こす大きな原因となりますが、肥満を修正し、動物性脂肪を控える事で進行を抑えられます。

経営者の社員を思う優しい一言が多くの疾病出現の予防となり、最良の治療の一つとなり得るのです。「疾病予防と治療」月間を機会に従業員の方に優しい一言をかけてあげましょう。

1 2 3
pagetop