2023-24年度
RIテーマ

2023-24年度テーマ

『躍動』~いきいき活動しよう~

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~ほんのもう少しの奉仕を~「私にできること」

伊藤 茂
30歳になった時に、何か自分にできることはないか、そう考えてトライアスロンへの挑戦と献血の協力を始めました。トライアスロンは申し込んだものの実績不足で参加できず夢が潰えました。献血は30年以上たった今も続けており97回まで来ました。成分献血ならもっと回数が増えていたのでしょうが、全血にこだわりましたので1年に3回が限度です。

60歳を超えると最低1回献血に協力しておかないと採血できません。体調不良や薬の服用、歯医者にかかっている等でも献血ができませんが、年を重ねて心配なのは、血液の比重と高血圧の問題です。おかげさまで、これまで献血に協力できなかったことはなく、中身は別にして健康な体を授けてくれた両親に感謝しています。

あと3回で目標にしていた100回に届きます。しかし、百里を行く者は九十里を半ばとす、ではありませんがこれからの積み重ねは、日常生活での自覚と節制の積み重ねになってきます。

誰が私の血液を使ってくれたのか、どんな病気だったのかは知る由もありませんが、どこかで誰かのお役にたっている、それでいいと思います。

生きているということは誰かに借りを作ることです、そして、誰かに借りを返すことでもあります。誰かに借りたら誰かに返す、ささやかでも返せる自分は幸せなのかと…。

「身近なところでの、ほんのもう少しの社会への奉仕」

井上 伸一

大津ロータリークラブに入会させていただき、ちょうど半年が過ぎました。おかげさまで多くの方と知り合うことができ、いろいろな刺激を受け良い経験をさせていただいていることに感謝しています。

さて、ロータリーにおける五大奉仕、すなわちクラブ奉仕・職業奉仕・社会奉仕・国際奉仕・青少年奉仕については、まだまだ未熟ながら少しずつ理解を進めている中ではありますが、まずはクラブ事業には極力参加することから始めようと誓っています。そして、身近なところでの、もう少しの社会への奉仕ということで、普段の活動を少し紹介させていただきます。

周りには多くの公益団体が存在し、そのいくつかに私も所属しています。その中で保育園・幼稚園での手洗教室や、小・中学校での租税教室などを実施しています。仕事の合間に時間をとり、ボランティアとしての活動ですが、これからの未来を生きていく子どもたち、未来をつくるのも子どもたち自身ですから、正しい知識を大人が伝えることは大切なことであると思います。そして何より、自分が楽しんでいます。少しだけ意識を変え、少しの時間、自分にできる範囲で、社会へ奉仕をする。そしてそれを楽しむ。そんな奉仕の実践が、平和で明るい未来に続くと信じ、これからもほんのもう少しの社会への奉仕に取り組んでいきたいと思います。

最後に、五大奉仕には入っていませんが、家庭奉仕なるものも大切かとつくづく思っています。

「疾病予防と治療」月間にちなみ 経営者の一言は社員の健康を守ります

西尾 利二

「疾病予防と治療」月間にあたり、日頃から臨床現場でいろいろな患者さんと長きにわたって接している総合診療医の立場から思っている事を述べてみたいと思います。

経営者の方はどれだけ真剣に従業員の健康維持に取り組んでおられるでしょうか。自分の病気を隠していたり、健康診断で注意されても聞き流してしまっている従業員が多く存在する事に気付いておられますか。生活習慣病と言われる「高血圧、脂質異常症(悪玉コレステロール高値、中性脂肪高値等)、糖尿病」を引き起こす元締めである肥満に対してどんな対策をとっておられるでしょうか。私の外来患者さんは診察毎に全員体重測定し、そのグラフ化したものを検査結果と共に手渡し、体重増加者には相手がうんざりする位減量の大切さを口うるさく指導しております。減量出来た方は褒めてあげます。

BMI(肥満指数)は体重(kg)÷[身長(m)×身長(m)]で算出できますが、この数値は22前後が理想ですが、25を超えて来ると生活習慣病が出易くなって来ますし、30を超えたら「肥満症」という非常に危険な領域に入ってきます。肥満傾向は周りの誰が見ても判るもので本人も隠す事は難しいです。

ここで勇気をもって「○○君、少し肥え過ぎやで。肥満は生活習慣病の親玉と言われており、会社も君に倒られたら大変やし、家族も同じやで。」と言ってあげられるのは経営者であるあなたが最適です。疾病予防のために繰り返し言ってあげてください。

こうした一言は本人には心強い支えの言葉となり、結果として社会奉仕のできる健康集団に育っていくと思います。

問題なのは肥満ではないが生活習慣病である高血圧、糖尿病、脂質異常症を持っている社員です。健康診断で明らかなのにそれを隠したがる方が居られるのです。会社にばれると仕事がなくなるのではないかと心配されるのです。会社健診結果は産業医に連絡される事が多いと思いますが、経営者の方はどれほど実態をご存知なのでしょうか。

高血圧症は塩分を厳しく制限し、肥満の改善を図る事で血圧を120/80前後まで下げると心不全、腎不全、脳卒中の発症比率は明らかに下がります。糖尿病は透析患者を増やし、失明の大きな原因になり、下肢切断の引き金にもなりますが、発症を抑えるのは遺伝的素因がある方が多いのでなかなか難しいです。しかし糖分の取り過ぎを厳につつしみ、肥満の改善の徹底を図る事で発症を抑える事が出来た方々も多くおられます。脂質異常症は血管内面をぼろぼろにして狭窄を引き起こし、心臓血管系の病気や脳梗塞を起こす大きな原因となりますが、肥満を修正し、動物性脂肪を控える事で進行を抑えられます。

経営者の社員を思う優しい一言が多くの疾病出現の予防となり、最良の治療の一つとなり得るのです。「疾病予防と治療」月間を機会に従業員の方に優しい一言をかけてあげましょう。

「大津三大祭り(山王祭)を楽しむ」

親睦活動委員会 委員 大西 茂輝

大津の文化にふれる事業(大津三大祭りを楽しむ)第三弾として、『山王祭』を開催しました。

船幸祭、大津祭に続く『山王祭』。五穀豊穣を祈る日吉大社の例祭、起源は約千三百年前といわれる湖国屈指の大祭を堪能しました。当日は、天候に恵まれ・・・ませんでしたが、藤井会長をはじめ43名の会員の方々に参加いただきました。

雨の中、四基の神輿が威勢良い掛け声とともに巡行する神輿神幸を沿道より堪能することが出来ました。旧竹林院では、ボランティアガイドの園田様から祭の歴史についてご説明頂き、多くのことを学びました。続いて、芙蓉園 別館に場所を移し、祭のDVDを鑑賞。その後は、楽しい楽しい懇親の場となりました。

本事業を通し、大津の文化の深さを知る事ができ、大変勉強になりました。また、皆様のご協力により有意義な時間を過ごせましたことを心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

RI第2650地区 2014~2015年度 地区大会 なら100年会館

副会場監督 上田 一志

4月12日㈰奈良市の「なら100年会館」でRI2650地区大会が盛大に開催されました。大津RCからは、藤井会長・山本幹事を始め総勢58名が参加致しました。

大会では、怪物? 千玄室RI会長代理(大正12年生まれ、御年92歳)のRI現状報告・特別講話や、元NHKアナウンサーで、毎回視ていた「その時歴史が動いた」そのままの「物忘れが多い特別講話(特に滝川一益は最後まで思い出せなかった)」と、なかなか充実した内容でした。

昨年もそうでしたが、今年も地区大会を迎え、一昨年の大津RCがホストであった地区大会が思い出され、諸準備や当日のお役が細川護熙さん(元総理)のアテンドであったこと等を懐かしく感じておりました。

年に一度、2650地区のロータリアンが一堂に会する場であり、ホストRCの腕の見せ所である場でもあり、また来年はどのように開催されるのかとの楽しみ・期待を抱きながら一日を過ごさせて頂きました。

【国際ロータリー3460地区2014-15年度地区大会に参加して】

幹事 山本 彰

去る、3月28日~29日 台中市中興大学・恵蓀堂にて開催された「RI3460地区大会」に、藤井会長、宮川会長エレクト、前田理事、徳田ご夫妻、唐津君と私の7名が参加してきました。

登録人数5000人、日本からも6姉妹クラブ(東大阪、津山、広島東南、八王子西、東大阪中央、大津)36名が参加しました。
前日の歓迎会、28日午前中の観光と好意と友情を肌で感じました。今年度、台中RCから賴光雄JIM氏をガバナーとして輩出しており、5月の台中RC創立60周年記念式典には多くの参加を希望されています。皆さんの積極的なご参加をお願い致します。

✿目録贈呈式✿ 社会福祉法人 小鳩会への支援事業

社会福祉法人小鳩会 施設長 山本 朝美

本日例会にて、自転車を贈呈頂き厚く御礼申し上げます。皆様の温かなご支援をしっかり子ども達に伝え続けたいと思っております。

TOTO滋賀工場見学に参加して

職業奉仕委員会 委員 今井 正人

平成27年1月27日、職業奉仕委員会事業として開催されました「TOTO滋賀工場(湖南市朝国)見学」に藤井会長はじめ30名が参加しました。

TOTO(株)は1917年(大正6年)の創立で1962年(昭和37年)から稼働している滋賀工場では、主に衛生陶器の製造が行われています。

岩田委員長の先導で見学は腰掛便器の製造工程を見て回る形で行われましたが、とにかく広い、そして人がいない、そんな印象を持ち、工場内には大型の機械と最新のロボットが美術館のように整然と配置され、かつその独創的な動きに魅了され、何時までも見続けたい、そんな心境にもなりました。TOTOの便器は国内シェアNo.1である事は、皆さんご承知だと思いますが、自社製品の開発や製造だけでなく、環境、エコ、地域貢献にも相当な企業努力を重ねておられることを知りました。

特に滋賀工場では地元の方々約5千人を対象にイベントを開催されたり、地域住民と一緒に清掃活動や環境保護のボランティア活動に参加されています。又、省エネに対する意識も高く、CO2削減の最新設備を整え、省エネモデル工場として平成25年度の省エネ大賞の経済産業省大臣賞を受賞されました。「自社の利潤追求だけではいけない、職業を通じ、社会奉仕に貢献することも大切であり、職業奉仕の精神にも繋がる」そんな気持ちで工場を後にしました。

その後の懇親会では、スエヒロさんでしゃぶしゃぶを口にしながら、職業奉仕について意見交換ができ、大変楽しい事業であったと思います。

2015-16年度 派遣予定学生第1回研修会

国際奉仕委員会 委員長 奥村 利樹

11月16日㈰大津RC推薦の平城高校2年生平井風香さん等のための青少年交換プログラムの研修会に、宮川会長エレクトと共に出席してきました。若き親善大使として活躍してほしいものです。皆さん、温かく見守り応援よろしくお願いします。

青少年交換学生事業とは

年齢15歳から19歳までの青少年に対し、一年間母国以外の国に留学する機会を提供する国際ロータリーのRI常設プログラムで2650地区においては、1971-72年度から始まった事業です。一年間派遣国において、自国の親善大使として、あらゆるところで自国のアピールをし、現地の高校において、勉学をし、派遣国の言葉や習慣、政治や環境を学ぶものです。

今回、2015-16年度派遣学生として、平井 風香さん(奈良県立平城高校2年生)が選考の結果、見事に合格されました。派遣国は12月に決定の予定。

派遣の決定と共に、一年間海外からの青少年を受け入れることになります。
会員並びにご家族様のご協力なくしては、この事業は成り立ちませんので、どうぞよろしくお願い致します。

滋賀刑務所を見学して

社会奉仕委員会 副委員長 山田  督

社会奉仕委員会(委員長:服部一則)は、10月28日の例会終了後、当クラブとして初めて滋賀刑務所を訪問・見学致しました。
これは、受刑者の早期社会復帰を我々としてももっと支援できないか考えようとの狙いから実施したものです。

当日は、大津保護観察所の染田所長にもゲストとして参加頂きました。先ず、担当官より「大津刑務所のあらまし」「諸注意と心得」などの説明を受け、実際に受刑者が作業をしている現場及び雑居房などを見学しました。

所内は予想以上に整理・整頓され、受刑者が整然と熱心に作業をしている点が印象的でした。但し、作業内容は木工品・紙製品の加工などが中心で、社会復帰に向けた職業訓練とはやや距離があるのではと感じました。

その分、我々として刑務作業の新規提供や受刑者の雇用促進など、まだまだ貢献できる点も多いなーと思いました。

今回の訪問を機に、社会復帰支援を今後の社会奉仕委員会のひとつの事業として真剣に検討すべきと痛感した次第です。

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