2017-18インターシティミーティング(IM)
9月16日土曜日、能登川コミュニティセンターで開催されたRI2650地区第1組のIMに会員の皆様と共に出席してまいりました。 開会式では、主催者から本IMには県下21RC会員935名中、21RC465名の登録を頂いたとの報告があり、ロータリアンの熱心さを感じました。
河本英典ゼネラルリーダーからは「講評が楽しみだ!帰らないように!」と主催者出席者共に笑いを誘いながらも襟を正され、また来賓の小椋正清東近江市長からは「今日の私があるのは芝野桂太郎先生のおかげです!自身は会員ではないがロータリーのGSE(国際職業交流奨学制度)に参加させて頂いたことが人生の転機でした」と当時を思い出すように深い関わりと感謝の気持ちを述べられました。又、地区役員として磯田米山奨学委員長も出席されており、大津RCの県内における存在を感じる開会式でした。
東京大学教授 安富歩氏の基調講演においては、ドラッカーのマネジメントは近江商人と通じるところがある…。といった、氏のビジュアルに似合わず固い話から始まり、人や物が集まる場所が儲かるポイント(場所)、びわ湖は集まる場所で堅田衆など湖族は実は(湖賊)であり比叡山に納める琵琶湖の通行税を取りながら時には必要以上に奪う。しかし多く獲ると人も物も集まらなくなり終わってしまうので長く続くように少しずつ獲る。それが、皆んなが喜ぶこと!これが近江商人の考えであるのだと。しかし大きな問題は近江商人が経済学に取り上げられていないことで学問として教えるべきだと提起され、ディスカッションへと移りました。
何の打合せもなく集まったというパネラー小椋市長と安富教授、そして近江商人塚本喜左衛門氏の3名から、コーデイネーターの藤野滋氏がそれぞれの個性が伝わるトークを引出し近江商人について興味が湧く内容にまとめられました。 しかし、どうロータリーと繋がったかは?でした。「雨の降る中、途中で帰っても仕方ないので…。」そんな忠告をされていた河本英典ゼネラルリーダーは予見されていたのか講評では「失敗したとしても手作りのIMが良い、大変素晴らしい会議であった」と述べられました。その言葉通りとても有意義な時間でした。IM終了後の懇親会は会場のコンパクトさゆえ親密度の高い盛大な懇親会となり手に手を歌ってお開きとなりました。
五個荘能登川RC様は会員総数20名によるホストと聞き驚かされましたが、楽しく勉強になった素晴らしいIMでした。
幹 事 中村 智禄